MarunouchiAya’s blog

東京丸の内の外資系企業に勤めるアラサーです。1歳の息子がおり、職場復帰と共に、所謂ワーママに。出身は静岡県。好きなことは、美味しいものを食べること、綺麗な景色を見ること、人と話すこと、カフェでゆっくり読書すること、家族と遊ぶこと。感じたこと、考えたことを飾らず素直に書ける場として利用しています。

LIFE SHIFT2

<感想>

今後はジョブ型になると世間を賑わせているけれど、ジョブ型のデメリットは、個人については職探しをずっとし続けなければいけないことだったり、会社の福利厚生が受けられないことや帰属意識を持ちづらく孤独感を感じ続けることであり、一方、会社側にもデメリットはあって、人の採用をし続けなければいけないことだったり、責任感が無い人や帰属意識が無い人の仕事のクオリティを担保できないことだったりすることに初めて気付かされた。ジョブ型に移行しつつあるけど、基本は会社勤めということになるんだろうと思えたことは、安心材料に一つだった。

そして、幸せって、自分の潜在的な能力を開花されるこでもあるんだなと、当たり前なことに初めて気づいた。アリストテレスも言っているのね。だから、デキル人は仕事にのめり込むし、仕事に充実感を覚えて、成長していきたいと強く思うんだな。ただ、ほわーっていうことが幸せではない、ということではないんだな。

また、職場復帰後の1年について、とっても端的に記載された文があって、納得。私みたいな悔しい思いをしている人は世の中に多いんだなと思えたし、変えていきたいと思う。世の男性陣が舵を切る世の中では、なかなか変えていけないなぁと思う。だって、本当のワーママの気持ちは絶対に理解できないから。ワーパパらしき人だって、理解できていないんだから。その意味では、ある程度話が通じそうな人との会話が大事だなぁと思う。豊田さんなんかは、結構わかってくれそう。

そして、ワーママとしては、夫との密なコミュニケーションが大事だとあらためて思った。3人でワンチーム!を大事にしていきたい。

最後に、息子の教育において、自分でも、ようやく最近この能力がついてきたなと感じるんだけど、必要な情報を見つけ、曖昧で不確実な状況に対処し、発見したことを分析・評価して問題を解決する力、これも大事だとすごくすごく感じる。

最近34歳になって、仕事でもプライベートでもこれができるようになっているのは、ワーママとして答えがない課題が多いからだと思う。課題を作っているのは息子の存在だけど、その能力を開花させてくれて、息子よ、ありがとうと言いたい。

うん、大丈夫、わたしはちゃんと成長している。日々少しでも成長し続けて、人とのコミュニケーションもとって、充実した4.5.6.7.8.90代を送りたいと思う。

今不足しているのは、積極的な人とのコミュニケーション。

好奇心を持って、そして、コミュニケーションを大事に生きよう!

 

<印象に残った文章>

・健康、資金、スキル、生きがい、人間関係を維持することはますます個人の責任

生涯学習のオンライン学習はコロナで益々増加

フランケンシュタイン症候群

・人間の脳にできることは、問題を発し、仮説を立て、様々な問題に同時並行的に取り組むこと

・人にしかできないこと、人と人とのやりとり、ケアや思いやりが必要な活動、マネジメントとリーダーシップ、創造とイノベーション

・人は未来を見て希望と野心と夢を抱き自らの潜在能力を開花させたいと考える、そして、有意義なアイデンティティを持つことをよくする

・いまあなたがどのような行動をとるかは、あなたの未来に結びついていて、その未来に影響を及ぼす

・職ジョブ(いつくもの業務で構成されている)と、業務タスクはわけて考える必要がある

フリーランスは毎週、毎日、職を探さなくてはいけない、有給、帰属意識、年金、保険も少ない

アリストテレス、幸福とは、みずからの可能性を開花させること。人生に意味を見出し、充実感を味わえる状態こそ幸福感

・人生の満足感を最も左右する要素は温かい人間関係

・キャリアと育児家事の両立は、2人で突き詰めて自分たちが何を望むのかを話し合いどのような生き方が可能なのか内省が不可欠

・"問題は給料だけではない。さまざまな研究によれば、仕事に復帰した母親たちの多くは、激しい不満を味わわされる。ときには、抑鬱状態に陥るケースすらあるという。自分たちのスキルが時代遅れであるかのように扱われたり、仕事を離れていた期間を無価値な空白期間とみなされたり、年齢を重ねていることを理由に不利な処遇を受けたりするからだ。
 元の勤務先に復帰する母親が少ないのは、この点が理由なのかもしれない。仕事を再開する際に、業種や職種を変えるケースがよく見られるのだ。営利セクターから社会セクターへ、あるいは、伝統的に男性中心の職業から伝統的に女性中心の職業へ転身する人も多い。しかし、その結果として、男女間の賃金格差がいっそう固定されてしまう。これらのセクターや職業は、概して賃金が低いからだ"

・これからの教育に求められるのは、子どものうちから、必要な情報を見つけ、曖昧で不確実な状況に対処し、発見したことを分析・評価して問題を解決する力をはぐくむことだ。

それでは、またねん