山口真由さんのTwitterがおもしろくて、調べたら本を出していることがわかり、挫折からのキャリア論をKindleで買って、1週間くらいでざーっと読みました。
キラキラな経歴と美貌の裏に、結構大変な経験もされていて。すごく遠い人な感じがしたけれど、本を読んだらすごく親近感が沸きました。すごく極端で、おもしろい方だなぁと。
いくつかおろしろかったところから自分の経験や感想を書きたいと思います。
自分を過小評価することに名前があると初めて知った。インポスター症候群というらしい。頑張っても頑張っても誰も見てくれないと山口さんも感じていた時期があったようで、それをまさに最近私が感じている。今週評価面談があって、上司が風邪を引いていたのと、他の人から聞いたのは担当案件で思うようにいかないことがその当日の午前中にあった日だったようで、すごく冷たい感じの評価面談でめっちゃ落ち込んでいたときにこの本を読んだのですこし励まされた気がしました。誰か1人でもみていてくれて温かい言葉をかけてくれたら、と書いてあって、ほんとそうだよなぁと。だって、1年部署の売上利益に貢献してきたわけで。上司とは同じプロジェクトをやっていないので日々の私の業務を全く把握していない人に評価をされたくないなぁと。自分の評価のことをすごく気にして上にうまく媚び売る人がサラリーマンの階段を登っていく、それが私はできないなぁと最近しみじみ感じます。
そして、本を読んで、昔、国連高等弁護館事務所の緒方貞子さんが"怒りをパワーにかえる" とおっしゃっていたことを思い出した。そうだ、そもそも私そういう性格だったよなぁと。評価されないじゃなくて、いつかこいつらを見返してやるという思いを上司を抱かず、ただシュンとなっていたらダメだよなぁと。
いつかコキ使ってやる、今の上司を〜!!
そして、山口さんは話し方の勉強をされた、と。大学を出るまでいっさい話し方の訓練を受けてないけど、社会人になっていきなりアウトプットがメインになる。話し方の訓練を私もしてみたいなと思いました。
あと、本が癒しというのは一緒だなぁ。
見城徹さんも同じようなこと言っていたなぁ。
本が居場所であり、癒し、と。
私の母親もそういう人。
世の中に本が癒しの人ってたーくさんいるんだろうなぁ。
そして、卵子凍結の話しの、医療側の人の話しは、少し思い出すことがあって。
私は東大病院で出産したんだけど、研修医の方もお産の時にいて。2回ほど誤った診察をされて。
具体的な医療名称は忘れたけど、
赤ちゃんが別の方向に回っていて降りてきている、爆発する可能性があるかも、と上の人に伝えていて。
そしたら、上の人がいやいやよくみてみなよ、ちゃんと降りてきているよ、と。
生と死が日々混在する病院の現場で、妊婦さんという人に対する言葉がけと、医療の行為を同時にできる人って、なかなか少ないのかなと感じたお産だったから、卵子凍結の話しはなんと無く、雰囲気がわかる気がしました。
そんなお産の愚痴話しを夫にしたら、医師はサイコパスじゃないとやっていけないからねーと。考えてみたら、そうだよなぁ、死んじゃった人の隣で産まれてくる人がいて、いちいち感情を動かしていたらどうにかなっちゃう現場ですよね。
そして、最後のハーゲンダッツを4等分して自分の意志力を試しているという話し。私があまり意思力が強くないのは、お菓子を食べたいだけ食べていたからと最近思っていて。息子には“お菓子は1日一個まで”、“YouTubeは1日30分まで"という目標を作っている。そうやって、息子が巣立つときまでに意志力も武器として育ってほしいと思うのです。
とても読みやすくて、学びもあって、元気も貰えて良い本でした!
#本 #挫折からのキャリア論 #山口真由