2023年、マイナーな資格?、建築積算士を取得しました。
<資格取得の経緯>
2022年2月に息子を出産し、仕事復帰に向けて息子を認可保育園に入れるつもりで保活をスタートさせたら、なんともハードルが高そうだこと。10園以上見学に行ったり、役所に何度も問い合わせをしたりして、結論、認可外の保育園に行かせることに決めました。
こちらの詳細はまた別途ブログを書きたいと思います。
そんなこんなで、育休中も保育園に息子を預けられることになり、平日日中自分の時間を数時間確保しようと思えば確保できるようになったのです。
ぼーっとしていても勿体無いと思い、合格をすれば部署から多少の金額補助が出る建築積算士の資格試験の勉強をはじめようかと思い、まずは気軽にガイドブックを購入してみました。
部署として今後公共事業の受注にも力を入れていきたいという想いがあるようで、こちらの資格保持者の人数が増えること受注角度が高まるようです。
この資格の勉強を始めようと思った気持ちを分解すると、以下の6つくらいかと思います。
・育休中、仕事の実務経験ができない漠然とした不安
・部長や仲間にも資格保持者として認めてもらいたいという想い
・やればできるという自分の自信をつけたいという想い
・積算士の資格を取れば、いつか転職したいと思ったときの候補先が増えるかもしれないという想い
・積算士であれば、メインは図面を読み解くことになるので子育てしながらも在宅勤務で働ける先があるかもしれないという想い
・時短で復帰して給料が減っても資格保持者ということで多少その減額分を部長と交渉できるかもしれないという想い
<合格までの合計勉強時間>
合計勉強時間は、ざっと計算してみたところ、430時間でした!
内訳は、
講習:150分✖︎28回=4200分
自習:1日120分✖︎6カ月=21600分
1日120分も時間が取れない日も勿論あったり、試験直前の土日は夫に息子を見てもらってカフェで存分に勉強できたりと凸凹ありの、ざっくり計算です。
2022年8月に勉強を開始し、2023年1月末の二次試験までの約半年間勉強しました。
<ここからの学び>
430時間かけて取得する価値がある資格かは、現時点では正直測れません。
でも、学びは多くありました。
まず、良かったことは、自信がついたこと。0歳児の育児をしながらの資格試験で合否がハッキリすることに対して、勝負をし、合格を勝ち取ったことについては大きな自信になりました。
一方、マネタイズという観点からは、所詮資格だよなぁという想いです。
資格取得をしたからといって、そこまで給料に影響は無さそうだし、この430時間をもっと効率良く稼げるものにつぎ込んだ方が良かったとも思います。
そして、今回の学びとして、何より大きかったのは、資格取得にしても何にしても技術を学ぶ為には先行投資が必要だということです。
講習の受講費用は89,100円でした。でも、思い切ってお金と時間を自己投資をすることで技術が習得できるし、自信がつくし、世界が広がっていきます。
本業で稼いだお金を投資して更なる技術を身につけ、楽しく生きていきたいと考えるようになりました。その為には、いいなと思った資格などは少し吟味して、思い切って先行投資をしてみる。そして、資格取得後のマネタイズについても事前に考えてみることが大事と思いました。
それでは、またねん。